私たちの理念と自伐型林業|いのちを育む環境を未来へつなぐ

私たち一般社団法人安芸太田町自伐型林業を推進する会は、
「いのちを育む環境を未来へつなぐ」
という理念のもと活動しています。
森林は、木材を生み出すだけの存在ではありません。
水を育み、土砂災害を防ぎ、多くの生きもののすみかとなり、地域の暮らしや文化を支える大切な環境です。
この豊かな森林を守りながら、次の世代へ受け継いでいくこと。
それが、私たちのめざす林業です。
私たちの理念
いのちを育む環境を未来へつなぐ
森は、多くの命を育む場所です。
土の中の微生物、植物、昆虫、鳥や動物。
そして人間の暮らしもまた、森林の恵みに支えられています。
森林が健全であることは、
地域の水、空気、土地、そして人々の生活の安定にもつながります。
だからこそ私たちは、
単に木材を生産するだけではなく、
森という生きた環境そのものを守り育てる林業
を大切にしています。
日本の森林が抱える課題
日本の人工林の多くは、戦後に植えられたスギやヒノキです。
これらの森林は現在、利用期を迎えていますが、
多くの地域では林業の担い手不足や採算性の問題により、十分な手入れが行われていません。
手入れの行われない森林では、
・木が細く弱くなる
・林内が暗くなり生態系が単調になる
・土壌が弱くなり災害リスクが高まる
といった問題が起こります。
森を守るためには、
長い時間をかけて森を育て続ける林業が必要です。
私たちが自伐型林業をすすめる理由
私たちは、その方法の一つとして
自伐型林業を大切にしています。
自伐型林業とは、
山を所有・管理する人や地域の担い手が、
小規模で、無理なく、継続して森を手入れしていく林業です。
特徴は次の3つです。
長伐期多間伐
木を短期間で一度に伐るのではなく、
良い木を残しながら成長の悪い木を選んで間伐し、
長い時間をかけて大径木へと育てていきます。
壊れない作業道
山を壊すような大規模な道ではなく、
地形に合わせた幅の狭い壊れない作業道をつくることで、
森林環境への影響を抑えながら施業を行います。
小規模でも続けられる林業
自伐型林業は、大規模な設備投資や広い面積を必要としません。
地域の山を、地域の人が、
長い時間をかけて手入れしていくことができます。
森を守りながら活かす林業
私たちは、森林を守ることと、
森林を活かすことは両立できると考えています。
森を壊さない施業を続けることで、
森林はより豊かに成長し、
持続的に良質な木材を生み出すようになります。
長い時間をかけて育てられた森林は、
針葉樹と広葉樹が混ざり合う豊かな森となり、
多くの生きものが暮らす環境にもなります。
地域とともに森を守る
森林は、その地域の自然環境と暮らしを支える基盤です。
森を守ることは、
地域を守ることでもあります。
私たちは
・森林整備
・自伐型林業の普及
・森林の価値を伝える活動
を通して、
地域と森がともに持続できる社会をめざしています。
未来の森へ
森は、数十年、数百年という時間の中で育ちます。
今の私たちの選択が、
未来の森林の姿を決めていきます。
私たちは、
「いのちを育む環境を未来へつなぐ」
という理念のもと、
森とともに歩む林業を続けていきます。
そして、
未来の世代に誇れる森林を残していきたいと考えています。

事務局 久保谷
