【2026年度(令和8年度)自伐型林業研修】

【日程延期】作業道開設研修(初級)
10月31日(土)・11月1日(日)に延期しました。

安芸太田町で、自伐型林業を広げる

当会は、広島県安芸太田町で自伐型林業を広げるために地域の林業者・山林所有者・森林に関わる地域の担い手が設立した一般社団法人です。

戦後に植えられたスギ・ヒノキの人工林を、長伐期多間伐によって健全な森へ育てながら活かし、「壊れない作業道」(※)の技術を基盤にした小規模で持続可能な自伐型林業の普及と実践に取り組んでいます。

また、研修や活動を通じて森を守り育てる担い手を地域に増やし、森と地域がともに続いていく森林管理をめざしています。

2026年度の活動と成果

施業地見学会、林業技術研修、山林所有者からの相談対応、モデル林整備を通じて、安芸太田町で自伐型林業の担い手育成と、継続的な森林管理の基盤づくりを進めています。

施業地見学会は2回開催し、7月26日は21名、8月22日は16名が参加しました。山林の現地確認、モデル林として活用する施業地の決定、森林作業道の整備など、現場での取組も進めています。


山林をお持ちの方へ

安芸太田町の山林に立つ、まっすぐ伸びた針葉樹の人工林

安芸太田町で山を持っているけれど
どう管理していいか分からない方へ。
自伐型林業の考え方で
森づくりをサポートします。

林業に興味のある方へ

防護具を着用した受講者が丸太のチェーンソー切断実習を行う様子

自伐型林業の現場を見学したり
研修に参加できます。
森づくりに興味のある方歓迎です。

行政・地域の方へ

森林作業道で講師の説明を聞く施業地見学会の参加者

研修、山林所有者への相談対応、モデル林整備、作業道づくりなど、安芸太田町で進める自伐型林業の活動と成果を紹介しています。

図解:放置林から作業道づくり、多間伐、針広混交林を経て100年の森へ育てる森づくりの流れ

放置林から、作業道づくり、多間伐、針広混交林を経て、100年の森へつなげていく考え方を示しています。

3つの約束

森を育てる

長伐期多間伐で健全な森にする
森林整備

良い木を残し、成長を妨げる木を選んで間伐することで、残した木の成長を促し、長い時間をかけて価値ある森を育てます。

道で守る

壊れない作業道で山を守る
作業道づくり

地形に合わせた幅の狭い作業道を整備し、水の流れや山への負荷に配慮しながら、長く使える作業環境をつくります。

地域とつながる

森と地域の持続可能な関係
研修・地域連携

山林所有者・林業者・地域住民が関わり、森を守る人材を育て、地域と森がともに続く関係を築きます。

自伐型林業とは

森を育てながら、木を活かす林業です。

自伐型林業は、小さな森林作業道をつくり、森の成長に合わせて少しずつ間伐しながら、長い時間をかけて森林を育てていく林業です。

そして、伐った木を木材・薪・炭・ホダ木・木工などとして活かしながら、地域で継続して森林を管理していきます。

地形に沿って森林内に設けた幅の狭い森林作業道

マンガでわかる自伐型林業。小さな作業道をつくり、少しずつ間伐し、伐った木を活かしながら森を育てる流れ
マンガでわかる自伐型林業。小さな作業道をつくり、少しずつ間伐し、伐った木を活かしながら森を育てる流れ

【技術解説:壊れない作業道シリーズ】

山への負担を抑え、長く繰り返し使える作業道をつくる技術体系

森林作業道の基本構造図。山側の切土と谷側の盛土、施工前の地表面、路面の水を谷側へ分散して排水する考え方を示す

地形と水の流れを読み、山を大きく削らず、長く使い続けられる森林作業道をつくる。ルート選定から排水、切土・盛土、ヘアピン、木組みまで、現場で実践する技術を紹介しています。

森林作業道の基本

なぜ幅約2.5mの小さな道なのか。
思想と技術の全体像をまとめています。

なぜ道が壊れるのか

道が壊れる原因を解説。
水処理の重要性を学びます。

ルート選定

壊れにくさは、ルート選定で変わる。
地形と水を読む視点を解説します。

【資源循環:山の木を活かすシリーズ】

伐って終わりにしない。山の木を、次の価値と次の森へ。

図解:山の木を活かす考え方。木を使う、育てる、森へ還すという3つの視点と、木の状態や安全性、病虫害、森林全体を見て判断する考え方を示す

製材・ホダ木・炭・薪・木工として使う。萌芽更新で次の森林へつなぐ。利用しない木は森へ還す。
木の状態や森林全体を見ながら、安芸太田町の山で実践している「使う・育てる・森へ還す」取り組みを紹介します。

支障木のコナラを製材

伐ったコナラを製材し、一枚板へ。
山の木を木材として活かす方法を紹介します。

出荷できないヒノキを薪に

市場へ出せないヒノキも薪として活用。
一本の木を最後まで使い切る取り組みです。

ミズナラの萌芽更新

伐った後の根株から新しい芽が育つ萌芽更新。
木を使いながら、次の森へつなぐ循環を紹介します。

【森と生きる人】

森と関わる理由は、人それぞれです。

家族の山を受け継ぐ人。
林業を仕事にする人。
研修や見学会をきっかけに、森へ入り始めた人。

安芸太田町での活動や見学会・研修を通じて、森との関わりを深めている人たち。
それぞれの歩みを、その人自身の言葉とともに紹介します。

最新情報

研修・見学会、活動報告、技術情報など、最新の情報を掲載しています。

森づくりに関わる

山林管理のご相談、研修・見学への参加、地域での連携など、お気軽にお問い合わせください。

Facebookでも活動を発信しています

活動報告やイベント情報はFacebookページでもご覧いただけます。

※ 「壊れない作業道」は、自伐型林業の現場で広く使われる標語であり、絶対に壊れないという意味ではありません。山に合わせる設計と日々の維持管理によって、壊れにくく長持ちさせる技術思想を指します。施工後は豪雨などの後に必ず点検を行い、必要に応じて補修してください。