森林作業道を施工|自伐型林業の基本となる「壊れない道づくり」

先日、安芸太田町内の山林で自伐型林業の作業道づくりを行いました。

自伐型林業では、山を守りながら長く使うために
「壊れない作業道」を丁寧につくることがとても重要です。

今回も、地形を読みながら無理のないルートを選び、森林へのダメージを最小限に抑えた作業道を開設しました。


作業道開設のビフォーアフター

今回の作業道開設の様子を、作業前と作業後で比較します。

森林整備では、道をつくることで施業が可能になり、森の管理が継続できるようになります。

作業前

作業前は山林内に道がなく、施業や搬出が困難な状態でした。

この状態では

・間伐が進まない
・森林が暗くなる
・木の成長が止まる

といった問題が起こります。

作業後

地形に沿って無理のないルートで作業道を開設しました。

この道により

・間伐作業  
・木材搬出  
・将来の森林管理  

が継続して行えるようになります。


自伐型林業の作業道の特徴

一般的な林道と違い、自伐型林業の作業道には特徴があります。

① 幅はできるだけ狭く

森林への影響を小さくするため、2.5m以下の必要最小限の幅で開設します。

② 地形に逆らわない

山の形に沿って道をつくることで、崩れにくく長持ちします。

③ 長く使える道にする

自伐型林業では、数十年使える作業道を目指します。


作業道があると森はどう変わる?

作業道ができることで、

  • 間伐ができる
  • 光が入る
  • 木が太く育つ

という循環が生まれます。

そして時間が経つと

  • スギ・ヒノキの大径木
  • 広葉樹
  • 多様な生きもの

が共存する健全な森へと変わっていきます。


自伐型林業は「森を育てながら使う林業」

私たちが取り組んでいる自伐型林業は、

  • 小規模でも続けられる
  • 森林を壊さない
  • 地域の山を守る

という特徴を持つ林業です。

大規模に伐って終わるのではなく、
森を育てながら使い続ける林業をめざしています。


これからの取り組み

今回開設した作業道を活用し、

  • 間伐
  • 森林整備
  • 地域の山づくり

を進めていきます。

森を次の世代へ引き継ぐために、
これからも自伐型林業の実践を続けていきます。


一般社団法人 安芸太田町自伐型林業を推進する会

私たちは

「いのちを育む環境を未来へつなぐ」

という理念のもと、安芸太田町で自伐型林業の普及と実践に取り組んでいます。

  • 森林整備
  • 作業道づくり
  • 研修・普及活動

などを通じて、地域の森林を未来へつないでいきます。

用語解説:作業道とは

作業道とは、森林整備や木材搬出のために山林内に設ける道のことです。

自伐型林業では、

  • 小型機械で施工できる
  • 森林への影響が小さい
  • 長期間使える

といった特徴を持つ作業道づくりが重要になります。

事務局 久保谷

山林をお持ちの方へ

・壊れない作業道は、山の価値を大きく左右します。
・作業道づくり・森林整備のご相談を受け付けています。

林業を始めたい方へ

・作業道づくりの見学・研修を開催しています。
・初心者の方でも参加可能です。